神の母聖マリア

皆さんと待降節とご降誕(クリスマス)、降誕節を祝うために

リッタースハウス フィリップ  

2020年12月5日

病院や施設でお過ごしの皆さんへ

今、新型コロナウイルスの感染が広がる中で、司祭や信徒がほかの皆さんへの訪問が難しくなっています。そんな日々にあって、神は皆さんの近くにいらしても、教会や秘跡は遠くなってしまったと感じておられるかもしれません。

先週、司祭の集まりが札幌でありました。司祭たちは、皆さんのところにご聖体を持っていきたくても、病院や施設に入ることができません。ご家族の方でさえ皆さんに会うことが難しいと聞いています。多くの所では面会することが許されていないのです。 どうしたらよいかと私たちは話し合いました。多くの皆さんは長い間、秘跡に与ることができず、主イエスも遠くなったと、さみしさを感じているではないだろうかと思います。私たちが皆さんにお伝えしたいことは、「皆さんのことを心にかけています、決して忘れていません」ということです。

札幌教区典礼委員会の司祭たちで、司教様にもお願いして、お手紙とクリスマスにまつわる典礼などのお話しのささやかな贈り物をしようと考えました。 各教会に送りますので、教会の兄弟姉妹神父様を通してどうぞお受け取りください。そして距離は離れても、皆さん心を一つにして主キリストのお誕生を待ち望みましょう。マラナタ「主よ、来てください」! 祈りのうちに。

2020年12月 吉日
札幌教区典礼委員会 司祭一同
(函館地区:フィリップ、札幌地区:佐藤、苫小牧地区:ライヤ、旭川地区:今田、釧路地区:内藤、北見地区:上杉の各司祭

-以下はクリスマスの典礼についての小さな読み物です。よろしければお読みください。-

皆さんのため、毎日祈っています

神の助けによって新型コロナによる感染が収まり、以前のように家族や教会の兄弟姉妹や司祭が皆さんを訪れて身近にお話しできて、私たちの主イエス・キリストを囲む日が近づきますように。皆さんの祈りと犠牲に感謝してます。

神からの慰めと恵みがあなたを支えてくださいますように。

メリークリスマス!

2020年12月  待降節第2週

カトリック札幌司教区教区長 ベルナルド勝谷太治司教

待降節

主イエスのご降誕を待つ“待降節”は「王であるキリスト」の祭日の次の日曜日(今年は11月29日)から、主のご降誕までです。

この四週間、名もない宿の近くにある馬小屋の飼い葉桶に眠る幼子イエスの内に、かわいい赤ん坊を見るだけでなくて、「王であるキリスト」である神のひとり子を見出したいと思います。そして、新しく始まる2021年に生きる私たちに、そして感染の病に苦しむ全世界の人々に救いが訪れるように祈りましょう。

降誕節

降誕節はクリスマスで始まり、主の洗礼(2021年1月10日)までの期間とされています。 日本ではキリスト者ではない一般の人々もパーティーやプレゼントでにぎやかに祝いますが、25日のクリスマスが終わったら飾りをかたづけてお正月の準備を始めます。 しかしながら、キリスト教を信じる人の多い国々では、主の降誕のお祝いは数週間続きます。 日本の社会で生きる私たちキリスト者もクリスマスの喜びに心を満たしながら、ご降誕から2週間続く降誕節をお祝いしたいものです。またフランスなどではクリスマスから40日後の「主の奉献」(2月2日)まで、主のご降誕の神秘を思いめぐらして祝うと聞きます。ご幼少のイエスの生育をマリア、ヨセフと共に見守り、主と共に生きる私たちの信仰の成長も祈るにもよい伝統であると思います。

祈りの場所

みなさんご存知のように教会では、待降節の間、イエスの誕生と、主イエスが再び来られることを待ち望んで、クリスマスツリーや、木の枝を円く編んで蝋燭を4本立てたクランツ(リース、輪)を飾ります。馬小屋も準備します。はじめからではなく、毎週1本ずつ少しずつ蝋燭の火を増やしていきます。馬小屋も初めは、マリアとヨセフがまだベツレヘムに着いていない時にはからっぽでも、やがて両親のご像が置かれていき、ご降誕当日のミサで幼子イエス、そして羊飼いが、そしてご公現には3人の博士と、少しづつ増やして置かれる教会もあるでしょう。だんだん豊かになっていくのです。クリスマスの当日から主の洗礼まで降誕節の間、これらのしるしを徐々に飾って喜びを表すことは意味あることでしょう。皆さんの枕元にもクリスマスカードが飾られることでしょう。

新しい年に、諸国の人々に、洗礼を受ける人、生涯を神に奉献する人に、そして病床にある方や家族と離れて生活する人々を主が訪れ、共におられること、この信仰を表すために、降誕後の主日か12月30日に祝う「聖家族」、1月1日の「神の母聖マリア」、その後に祝う「主の公現」、その後に祝う「主の洗礼」の降誕節の間、所によっては「主の奉献」の頃まで、クリスマスを記念した馬小屋や届いたX’masカードなどを家庭祭壇や、十字架の元においてお祈りすることは、人々に救い主の到来を告げるにふさわしいことでしょう。

愛(カリタス)とそのおこない

主イエスは私たちの所にいらっしゃいました。 日々の生活の中で、主キリストのやさしいみ心にならう生活を送りたいものです。降誕節の神秘を黙想して祈り、主イエスが訪れるところに私たちも招かれています。

例えば・・・イエスの誕生日にあたって、私たちから離されている人に手を差し伸べたり、聖家族の主日にあたって、自分の家族や家族のいない人に思いを寄せ、近づいたり、神の母聖マリアの祭日にあたって、自分の母と天の母、そして教会である母のために時間をとったりすること。

主のご公現に当たって、外国人を訪ねたり、外国から来てくださった宣教師にあいさつを送ったり、主の洗礼にあたって、教会に新しく生まれた兄弟姉妹に感謝や励ましの挨拶をしたり、主の奉献にあたって、修道士や司祭の奉献を祝ったり、自らを神の捧げる恵みを祈ったり、など。

主キリストの降誕は、教会がお祝いする記念を通して、私たちを愛の行いへと招きます。

写真集

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