委員会

2020年聖週間の典礼と過ごし方

リッタースハウス フィリップ  

2020年4月7日

2020年4月7日
司祭、修道者、信徒の皆さま
札幌教区典礼委員会
委員長 上杉 昌弘
 2020年聖週間の典礼と過ごし方 
+主の平和
札幌教区典礼委員 函館地区委員フィリップ神父様から信徒の皆様への文書が届きました。 教区典礼委員会は、オリジナルの文書を多少訂正した上で、司牧上に資するものとして配布することを承認しています。皆様のご判断で貴小教区などで必要に応じて、お役立てください。

キリストのうちに愛するみなさん。

今年は四旬節・聖週間・復活節の典礼は変わっています。感染症の対策として集いを中止するように命じられています。聖週間の典礼は、主の地上での生涯を終える業を聖霊が思い起こさせて、共同体が結ばれることを祝うのです。今年は共同体が集まれないために、復活祭も中止になるのでしょうか。そうではありません。

枝の主日(受難の日曜日)4月5日
主イエスはエルサレムにお入りになる。それは、人々が教会にいなくても、イエスは私たちの祝うところに来られますので、ご自分の小エルサレムである自宅で、主の訪れを祝いましょう。そして人々がイエスを賛美した後、十字架につけたことも思い起こしましょう。自宅で主日を聖とする家庭のために、私はお聖堂でミサを捧げます。皆さんとの一致とは、同時に祈るためよりも、同じイエス、同じ十字架、同じ贖いを望むことによって、神の民が聖徒の交わりに預かっていることです。

聖香油ミサ(札幌教区は聖火曜日に行う)4月7日11時
札幌教区に勤めている司祭たちは勝谷司教様を囲んで聖香油を聖別されるごミサに預かります。皆様も合わせてお祈りください。

最後の晩餐(聖木曜日)4月9日17時
自宅で主の最後の晩餐を思い起こし、家庭生活を清めるイエスを祝う人々のために、お聖堂でミサを捧げます。イエスはご自分に従う人を支えてくれますので、是非、みなさんもご自宅で、み言葉を足と心に浴びてください。具体的に、聖木曜日のミサのみ言葉を読んで、捧げた施しや頂いた恵みを思い起こして、いつも御父の御むねとなるように祈りましょう。いつか、また司祭と共同体と一緒に主イエスの奉献を祝い、それに預かることができますように、と。

主の受難(聖金曜日)4月10日16時
主イエスは、私たちが集まっても、集まらなくても、ご自分の身と命を奉献されます。一般の時には、十字架から降りられた御からだ、ご聖体を拝領しますが今年は拝領ができません。みなさん、十字架があがないと赦し、慈しみの印を思い起こし、ご自宅で心を込めて祈ってください。
霊的な聖体拝領について、より詳しい説明をいたします。パンデミックの状態で、ご聖体拝領ができないので霊的な聖体拝領への招きは増えています。実は、霊的な形は、仕方がない時に受ける、実際の拝領の代わりではありません。
隠れキリシタンは迫害の時に司祭の復帰を望んでいたことによって、完全にカトリックの信者でした。この人々は信徒発見後に教会に通って、秘跡をいただくようになりました。そのために、先祖と同じイエス、同じ教会、同じ秘跡を望み、その信仰に生きていたので、聖徒の交わりに結ばれていました。しかし、信徒発見後にも隠れキリシタンの生活を守って、教会に行かない隠れキリシタンの子孫はイエスが残されたご聖体、司祭、教会を望まない信仰を表現してしまいます。だから、皆さん、今ご聖体拝領ができない日々に、ご聖体を望む心を持ってください。真心で聖体拝領ができるような生活をもって、そして、罪の赦しを受けるように悔い改める心と生活を持って、主の受難を思い起こし、ご自分、そして皆のために祈ってください。
私は同時にお聖堂の十字架の下で皆様の救いを祈り求める礼拝をいたします。

主のご復活(聖なる徹夜祭・復活の主日)4月11日22時・12日8時
主のお墓参りをしても、イエスの御体は見えません。教会参りをすると、同じように、今は主の体である教会の集いも見えません。しかし、共同体の皆さん、一人一人、主の体となっていますので、復活の良いお知らせをもたらせるようになるために、使徒たちと弟子たちと共に、主のお墓に近づいて、生きたイエスを信じ従いましょう。具体的に、聖なる徹夜祭に、自宅でも、神の御業を記す聖書を読み、暗闇に迷う人類とともに主の命に生きることができるように祈りましょう。日曜日には、復活の喜びを得て神の栄光を賛美し、祝いましょう。親しい人に連絡して「主のご復活にあたって、おめでとうございます!」を言うことはとてもいい習慣です。
家庭での典礼は、教会のお聖堂で普通に行う典礼と同じように時間をかけることができます。例えば、ユーチューブのライブミサ*を見る人や「典礼と典礼」のパンフレットなどを読む人は、ただ読み通して十分と思わずに、ゆっくり神様に時間を捧げて、浴びる御言葉を通して神に働きかけるよう心を込めて読むことです。日々の生活と違う場所である教会で集まれませんので、日々の生活の中で、その場所と時間を特別なものとし守りましょう。

*ライブミサは、ユーチューブの中で検索して、「日ごとの福音テレビ」や「カトリック関口教会」というチャネルやホームページが出ます。

聖なる一週間を過ごすことができますように。
2020年4月6日
札幌教区典礼委員会函館地区委員 フィリップ神父
(札幌教区典礼委員会承認)

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