お知らせ

声明文 ウクライナへのロシア軍軍事侵攻の中止を!

教区本部事務局 により

2022年2月25日

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日本カトリック正義と平和協議会
Japan Catholic Council for Justice and Peace
135-8585 東京都江東区潮見 2-10-10 T:03-5632-4444 F: 03-5632-7920 Web:http://www.jccjp.org
Prot.No SC-JP22-01
2022 年 2 月 25 日
日本カトリック正義と平和協議会
責任司教 ウェイン・バーント司教
委員一同
賛同 社会司教委員会委員長 勝谷太治司教

昨日(2 月 24 日)、日本時間正午、ロシア軍がウクライナ軍事侵攻を開始しました。すでに両軍のみならず、民間人にも死傷者が出ていることが伝えられています。また、ウクライナ国境地帯にはチェルノブイリ原子力発電所があり、ロシア軍に制圧されたとの情報も伝えられ、大変心配です。今後さらに死傷者が増えること、まして核兵器が使用される事態は、何としても防がなければなりません。

ロシアのウクライナ侵攻は、国際法に反します。 武力では真の問題解決はありません。戦争によっては、いかなる平和も勝ち取ることはできません。

今日は、いまから 41 年前、当時のローマ教皇聖ヨハネ・パウロ二世が、原爆投下から 36 年たった広島で『平和アピール』を発表した記念すべき日に当たります。いまいちど、そのことばに耳を傾けましょう。

戦争という人間がつくり出す災害の前で、「戦争は不可避なものでも必然でもない」ということをわれわれはみずからに言い聞かせ、繰り返し考えてゆかねばなりません。人類は、自己破壊という運命のもとにあるものではありません。イデオロギー、国家目的の差や、求めるもののくい違いは、戦争や暴力行為のほかの手段をもって解決されねばなりません。人類は、紛争や対立を平和的手段で解決するにふさわしい存在です。
(聖ヨハネ・パウロ二世 広島『平和アピール』1981 年 2 月 25 日)

パンデミックや気候変動など、人類が一致して解決せねばならない深刻な問題に直面している 21 世紀のいま、軍事力の行使などもってのほかです。

日本カトリック正義と平和協議会は、あらゆる武力行使に反対します。ロシアとウクライナの戦争の拡大を一刻も早く止め、被害を最小限にするために、世界中の市民のみなさんに呼びかけます。いますぐ戦争をやめよと声をあげましょう。また、特に世界中の政府関係機関の方々に呼びかけます。軍事同盟による戦争抑止の考えを捨て、対話による平和構築への最大限の努力をして下さい。

https://www.cbcj.catholic.jp/2022/0...

追伸

 教皇フランシスコは、2月23日(水)、バチカンで行われた一般謁見で、ウクライナにおける状況に深い悲しみを表された。
 ウクライナ情勢の悪化を懸念する教皇は、この席で次のようなアピールを行われた。
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 「ウクライナにおける情勢の悪化のために心に深い悲しみを抱えています。ここ数週間の外交努力にも関わらず、その状況はいっそう危機的な展開を見せています。
 わたしと同じように、世界中の多くの人々が苦悩と不安を感じています。皆の平和が再び一部の人々の利害のために脅威にさらされています。
 神の前で真剣に良心を問いただすよう、政治責任を負う人々に呼びかけたいと思います。神は平和の神、戦争の神ではありません。神は皆の父であり、誰かのものではありません。わたしたちが必要とするのは兄弟であり、敵ではありません。
 国家間の共存を破壊し、国際法を軽んじながら、人々の苦しみを増すようなあらゆる行動を控えるよう、関係するすべて当事者たちにお願いします。」
 ここで、信者の皆さん、そうでない皆さん、すべての人に呼びかけます。暴力の悪魔的な無分別さに対して、神の武器、すなわち、祈りと断食をもって答えることをイエスは教えました。来る3月2日、「灰の水曜日」を、平和のための断食の日とするよう皆さんにお願いいたします。特に信者の皆さんが、その日を祈りと断食に熱心に捧げるよう励ましたいと思います。平和の元后マリアが、世界を戦争の狂気から守ってくださいますように。」

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