お知らせ

緊急事態宣言解除によるミサ、集会等の自粛の解除について(No.7)

勝谷太治(かつやたいじ) により

2021年6月17日

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札幌教区の皆様

カトリック札幌教区

緊急事態宣言下にあり、日頃からコロナ感染拡大を抑え、忍耐の中信仰生活をおくっておられる皆様に感謝を申し上げます。

この度、政府の発表では緊急事態宣言は6月20日をもって解除されることとなりましたが、北海道については知事によりまん延防止措置を継続することとなりました。このことを受け、札幌教区では司教協議会の感染症対応のガイドラインに従い現在第4段階と位置付けます。

『日本司教協議会における「感染症対応のガイドライン」』

4段階 :国内における感染症の流行継続
緊急事態宣言、営業・移動の自粛要請は解除されているが、依然として感染症が流行し続けている段階
カトリック中央協議会「感染症対応のガイドライン」より
https://www.cbcj.catholic.jp/2020/1...

第4段階と第2段階(第3段階は感染爆発中)と大きく違うポイントは2点。

  • 高齢者、基礎疾患がある方へのミサ出席の自粛要請。
  • 全ての信徒へのミサ出席義務免除

(ミサに対する第4段階の対応ガイドラインは記事の最後に記載いたします。)

このことを踏まえ、次のようにお知らせいたします。

今なお依然予断は許さない状況ではありますが、北海道内では地域差があり、一律な解除決定とはいかない状況にあります。特に都市部では今なお緊張感をもって対応していかなければなりません。今回の決定を受けて次のようにお知らせいたします。

都市部: 市街と郊外では違った対応が求められます。

  • ミサについては十分な対応が行える範囲内で、主任司祭の指導のもと徐々に分散ミサへ戻す方向で考えていただきたいと思います。
  • 集会などは最低限・最小限にとどめ、もうしばらく自粛をしていただければと願います。

都市部以外: 各小教区の実情を鑑み、主任司祭の判断により今まで通り、十分な対策を行ったうえでミサ・集会への対応をしていただければと思います。

※特記事項

各小教区の状況を伺うと、ミサ中の感染防止策はおおむね各小教区で徹底しておられるようですが、 ミサ前後の聖堂の出入り口、ホールでのソーシャルディスタンシングや接触感染防止策が完全ではないと報告を受けています。改めて徹底し、互いのいのちを大切にしていただきますようお願いいたします。

あらためて、今まで出された札幌教区のコロナ対応に対する通達文書をご確認いただき、安全な環境での信仰生活、共同体対応、教会運営にご協力をお願いいたします。

なお、各地区・各小教区においてコロナ感染関連の情報などございましたら、教区事務局までお知らせいただきますようお願いいたします。

神様の豊かな恵みが皆様の上にありますようお祈りします。

④国内における感染症の流行継続

緊急事態宣言、営業・移動の自粛要請は解除されているが、依然として感染症が流行し続けている段階。
以下のような感染症対策を行った上でミサを行うことができる。

  • 十分な社会的距離を保てるように人数制限を行う。
  • 高齢者、基礎疾患がある方へのミサ出席の自粛要請。
  • 全ての信徒へのミサ出席義務免除。
  • 教会でのマスク着用(司祭も信徒も)。
  • ミサ出席者は入堂前に検温し、名前と連絡先と日付の記録を残す。
  • 聖堂入り口に手指消毒用アルコールを設置。
  • 共用の歌集や祈りのカードは使わない(撤去する)。
  • 「聖書と典礼」や週報は戻さず、必ず持ち帰る。残部は廃棄する。
  • 聖水盤の使用自粛。
  • ミサ中の換気に留意する。
  • 会衆による歌はなし(感染を防げる十分な距離を保てれば、先唱または少人数の聖歌隊による歌唱は可能)。
  • 説教は短く。
  • 奉納の中止。
  • 献金はミサの中では集めない。
  • 平和のあいさつでの身体的接触(握手、抱擁、接吻等)の自粛。
  • 聖体拝領前に、司祭も信徒も、再度手指の消毒を行う。
  • 聖体を口に受けることの自粛。

カトリック中央協議会
「感染症対応のガイドライン」 より
https://www.cbcj.catholic.jp/2020/1...

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