お知らせ

「新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起」について

勝谷太治(かつやたいじ) により

2020年2月6日

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2020年2月6日
司祭、修道者、信徒の皆さまへ
カトリック札幌司教区
司教 勝谷 太治

「新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起」について

✞主イエス・キリストの恵みと聖霊の交わりが皆さんと共にありますように

この数週間、新型コロナウイルスによる感染症の発生が報じられ、国内でも感染事例が公表され、世界保健機関(WHO)は、中国から広がっている流行性ウイルスに対し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
このような事態を鑑み、札幌教区では不特定多数が定期的に集まる教会において、さらなる流行を防ぐために、ある程度の常識的な感染予防措置をもって備えることは大切なことであり、出来得る対策を取っておくべきと考え、東京教区で出された「新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起」を参考に対応することに致しました。

この数週間、新型コロナウイルスによる感染症の発生が報じられ、国内でも感染事例が公表され、世界保健機関(WHO)は、中国から広がっている流行性ウイルスに対し、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
このような事態を鑑み、札幌教区では不特定多数が定期的に集まる教会において、さらなる流行を防ぐために、ある程度の常識的な感染予防措置をもって備えることは大切なことであり、出来得る対策を取っておくべきと考え、東京教区で出された「新型コロナウイルス感染症に関する注意喚起」を参考に対応することに致しました。
そして、日本では毎年この時期にインフルエンザ感染への注意喚起がなされることでもありますので、以下に記す諸事項にご留意くださるようにお願いいたします。
同時に、今般の新しい感染症について、不確かな情報に基づいて、いたずらに不安をあおるようなことは避けなければなりません。
皆様が、教会内外の兄弟姉妹の心身の健康に思いを馳せ、賢明な行動をとってくださることを期待しております。

  •  一般的な衛生対策として、咳エチケットに配慮し、手洗いを心がけましょう。聖堂や信徒会館の入り口に、手指消毒用のアルコールを設置しましょう。
  •  体調不良の場合は、無理をせずに、ミサの参加の自粛をお願いします。具体的には、咳、発熱、呼吸困難ですが、特に、咳や37.0℃以上の発熱などの風邪症状がある人は当面の間、ミサに来ることをお控え下さい。なお2月7日から当面の間、風邪に類似した症状で体調が優れない場合は、主日のミサに与る義務を免除します。
  •  2月7日から当面の間、聖堂入り口などに用意された聖水盤は、使用を控えます。
  •  体調に不安がある場合、ミサ中にマスクを着用して構いません。また聖書朗読者や先唱者、侍者にあっても、同様にマスクを着用して構いません。
  •  司祭や臨時の聖体奉仕者をはじめ、御聖体を手で拝領する方は、必ずミサ前に充分に手を洗ってください。
  •  咳や熱がある場合、口(舌)での聖体拝領はご遠慮ください。

なお、今後の推移を見守りますが、行政から集会などの自粛要請があった場合は、それに従い対応を定めてまいります。
信仰におけるいのちへの希望を掲げながら、愛といつくしみの心を持って、感染した方々の回復と事態の収拾を、わたしたちの母である聖母の取り次ぎのもと、父である神に祈りましょう。

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