復活の主日(2020年4月11日、聖なる過ぎ越しの徹夜祭、祭・白)

復活の主日(2020年4月11日、聖なる過ぎ越しの徹夜祭、祭・白)

佐藤謙一(さとうけんいち)  

2020年5月22日

×第一朗読:創世記(創世記1・1、26-31a 短い形);神はお造りになったすべてのものを御覧になった。それは極めて良かった
×答唱詩編(詩編33・6+11、14+15);神の注がれる目は、神をおそれる者に、神の愛に希望をおく者の上に。
×第一朗読:創世記(創世記1・1~2・2 長い形);神はお造りになったすべてのものを御覧になった。それは極めて良かった
×答唱詩編(詩編104・1+2a、24+33);神よ、あなたのいぶきを地のおもてに。
第二朗読:創世記(創世記22・1-18または22・1-2、9a、10-13、15-18);先祖アブラハムの献げ物
答唱詩編(詩編16・5、8、11);幸せな人、神の恵みを受け、その喜びに、生きる人。
第三朗読:出エジプト記14・15~15・1a);イスラエルの人々は海の中の乾いたところを進んでいった
答唱詩編(出エジプト記15・1b+2b、3+4+5、6+16bc);神よあなたはわたしの力わたしの守り救い
第四朗読:イザヤの預言(イザヤ54・5-14);あなたを贖う主は、とこしえに慈しみをもってあなたを憐れむ
答唱詩編(詩編30・2b+4、13);神はわたしを救われる。その慈しみをたたえよう。
×第五朗読:イザヤの預言(イザヤ55・1-11);わたしのもとに来るがよい。魂に命を得よ。わたしはあなたたちととこしえの契約を結ぶ
×答唱詩編(イザヤ12・2、4、5);喜びに心をはずませ、救いの泉から水をくむ。
×第六朗読:バルクの預言(バルク3・9-15、32~4・4);主の輝きに向かって歩め
×答唱詩編(詩編19・8、9);主よ、あなたは永遠のいのちのことば。
×第七朗読:エゼキエルの預言(エゼキエル36・16-17a、18-28);わたしは清い水をお前たちの上に振りかけ、新しい心を与える
×答唱詩編(詩編51・12+13、18+19);あなたのいぶきを受けて、わたしは新しくなる。
使徒書の朗読:使徒パウロのローマの教会への手紙(ローマ6・3-11);死者の中から復活させられたキリストはもはや死ぬことがない
アレルヤ唱(詩編118・1+2、16+17、22+23);アレルヤ、アレルヤ、アレルヤ。
福音朗読:マタイによる福音(マタイ28・1-10);イエスは復活し、あなたがたより先にガリラヤに行かれる
注:×以外朗読(新田教会)

四旬節の間、身も心も整えてきたわたしたちはついにこの日を迎えました。
イエスはまさに復活されました。
この日があるからこそわたしたちの希望があります。
イエスが死の眠りについたままでおられなかったからこそ、わたしたちは希望に満ちあふれて信仰しているのです。
イエスはわたしたちの罪をになって十字架につけられました。
しかし、死では終わりませんでした。
イエスは復活させられたのです。
神によって立ち上がらせられたのです。

週の初めの日の明け方、婦人たちは墓を見に行きました。
すると大地震が起こった後、主の天使が降って近寄り、石をわきに転がしその上に座ったとあります。
天使は婦人たちに言いました。
「あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。」
そして「急いで行って弟子たちに告げなさい」と言われました。
「『あのかたは死者の中から復活された』」と。
婦人たちは天使の言葉を信じ、大いに喜んで、急いで墓を立ち去りました。
「イエスは復活なさったのだ。」
イエスは死に打ち勝ち、神の永遠のいのちを生きる方となったのです。
婦人たちが弟子たちに知らせるために走って行きました。
すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われました。
この「おはよう」というのは単なるあいさつの言葉ではなく「喜びなさい」という意味の言葉です。
これは、大天使ガブリエルがマリアに現れた時の最初の言葉と同じです。
「おめでとう、恵まれた方」と新共同訳では訳されていますが、「Ave, Maria」のAveと同じ言葉です。
複数形なので「Avete」となっていますが同じ言葉です。
その言葉を聞いて、婦人たちはイエスの前にひれ伏しました。
恐れながらも大いに喜んだ婦人たちでしたが、イエスと出会いその「恐れ」から解放されて「喜び」に満たされていきました。
イエスも「恐れることはない」と言います。
そして天使が言っていたことと同じことを告げます。
「ガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」
弟子たちは山上の垂訓と同じようにガリラヤの山で再び復活したイエスと出会います。
そこでは、「すべての民をわたしの弟子にしなさい。
彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい」と言われます。

パウロは言っています。
「わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。
それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。」
復活したイエスに教えられて弟子たちは洗礼を伝えていきました。
その洗礼によってイエスと結ばれたわたしたちは、死によって復活し永遠の命を得るのです。
このあとわたしたちは洗礼の約束の更新をします。
洗礼によってイエスと結ばれたときのことを思い起こし、復活節の日々を過ごしてまいりましょう。

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